2018年09月25日

夏休みのbookaを終えて

秋に入り、静かな日常が少しずつ戻ってきました。台風に地震も続きましたが、みなさんは、どんな日々をお過ごしですか。

私は、ようやく秋だなぁと思える余裕が出てきました。なので、ここで一息いれて、今年のbookaの夏休みをふりかえりたいと思います。

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まず、子どもたちとの日々は、bookaでも出張でも、とても楽しいものでした。本当にありがとうございます。

毎日が、出会う子どもとのライブセッション♪ドキドキ、ワクワク!なにより行かされるのではなくて、「bookaに行きたい!」って来てくれる子が多かったのが、本当にうれしいことでした。

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【子どもがしたいことを自由に】

大人に言われたからする、大人に言われた通りにする、大人がやることを決める。大人が限度も決めて、大人が評価までしちゃう……
あーなんて、つまらない!!

この社会、子どものことなのに、子どもがどこにもいないぞ~!子どもの声に耳をすませようよ~、と常々思っています。

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bookaでは今夏、テーマを設けず「来てくれる子のしたい事をサポートする」ようにしました。しかも、3コマ(6時間)以上参加してくださいって条件つきです。

このやり方は初めてでしたが、なかなかよかったと思います!3コマ以上だから、初めての子でもbookaに慣れてくれて、やりたいことをやるようになる。1コマなら何か仕上げなくちゃ?とか思いがちだけど、3コマ以上ならもっとゆったり自分で決めて進められる。テーマがあると、「それをする」ことが目的になるけど、自由だと「自分がしたいこと」を考えられる。

子どもが本当にやってみたい!って好奇心とか探究心とかで動くと、大人には予想できない物を作ったり、予想できないことを楽しんでくれたりします。子どもの発想やアイディア・感受性は無限大だ~♪

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ただ、自由って意外とむずかしい時もあります。bookaで何ができるのかな?って初めて来てくれた子に分かってもらうには少々時間がかかるよなぁ。最初は「~したい!」「やってみたい!」ではなくて、学校でのように「やりなさい」と言われるのを待っていたり。

慣れてくると、「bookaって、何でもやってみていいんだ~」って分かってくれる。

でもさ、やってみた事があること、自分がすでに知っている事の引き出しの中からしかアイディアはわいてこないのでは?私もぶーちゃんも、なかなか迷ったりすることもありましたが、子どもと相談しながら、その子のペースとタイミングをみて、色々紹介や提案をさせてもらいました。

紹介はしてもやりたいかどうか決めるのは、その子自身。紹介したことが、ぴったりフィットすることもあれば、イマイチってこともありました。新しい世界を紹介できたのはよかったかなと思っています。すぐに興味がなくても、のちのち思い出してくれるかもしれないなぁ。

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もちろん、やりたいことがあふれている時には、bookaでできるかぎりとことん付き合います。

【保護者さんの理解】

いや~こんな、どうなるか分からないような教室に来てくれる人はいるかしら?夏休みの宿題にもなるか分からないのに、親御さんは理解してくださるかな?

子どもに、より効率的に教えたり与えたり、目に見える「できること」を1つでも多く増やす事が子どもの将来の為になる!というような考えが多くをしめる時代の中で、bookaに興味を持ってくださる人が、意外にいてくださって、本当にうれしかったです。

公民館や自然教室などでのワークショップをきっかけに、bookaを知ってもらえたり。長い目で、子どもを信頼して見守ってくださった保護者さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

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【自分から】

迷ったり、悩んだり、失敗したり…も含めて、自分で考えて手をうごかして…
足りないくらいがいい。足りないと考えるから。工夫するから。創りだすから。
「サービスを受ける」とか「受け身で習う」のとは、少し違う。

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途中で投げ出しかけたけど、自分の意思で最後までやりとげた、
試作を繰り返しうまくいかなかったけど、最後は家で完成させた、
初めてのことだけど思い切って挑戦したら楽しかった!
失敗を長い時間かけて修復したら、とても大切なものになった、
自分のイメージどおりのものができるまでじっくり作った、
他の子がやってるのを見てちょっとやってみたらはまった、
とまることを知らないイメージをドンドンかたちにしてみた、
などなど…

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子どもってあきっぽいし、すぐ投げ出すし、色んなこと知らないし、分かっていないし、不器用だ……なんていうのは、大人の勝手な思い込みだとつくづく思います。

その粘り強さとか、発想力、他の子を思いやったり、独創性、感受性……子どもの隣にいると、この世界がキラキラ色とりどりに輝いていることを思い出させてくれます。

大人の思い通りにコントロールしようとしないで、子どもとひとりの人として関わることの大切さを改めて感じました。

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【課題とこれから】

子どもたちの「キラキラ」をどう大人の人に伝えたらいいのかな?

ライブ?発表会みたいなの?
展覧会みたいなの?をしたいな。
bookaを必要としてくれる子どもとももっと出会いたい。
子ども同士の世界ができるくらいの人数が放課後クラスでも集ればいいな。
もっとゆったりと日中も夏休みbookaを開きたいけど、夏休みの工房が暑い…来年までには、工房の壁を貼ったり、屋根のペンキ塗ったりと何か対策を立てたい。
子どもが(大人も)ゴロンと本を読んだり、休めるスペースを創りたい。
夏休みbookaの開いている日にちを増やしたいが、もっとお休みも増やしたい(笑)

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長くなりましたが、最後まで読んでくださって、ありがとうございます!
bookaは、いきものみたい。
来てくれる子どもや大人、私たちスタッフと一緒にどんどん変化していきます。
こんなbookaですが、興味のある人、ぜひ来てみてね☆

posted by booka at 11:36| 日記 | 更新情報をチェックする